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「レントゲン探査って実際どうやるの?」「どのくらい時間がかかる?」「安全なの?」——よくいただくご質問にお答えするため、現場スタッフが実際の作業手順を詳しく解説します。立入禁止区域の設定から撮影・現像・罫書きまで、全6ステップでご紹介します。

作業の全体の流れ(全6ステップ)

STEP 01
📋
事前打合せ・書類確認

作業を始める前に、現場担当者との事前打合せを行います。各種書類(作業計画書・KY活動記録など)の必要項目を記入し、作業における危険ポイントを全員で共有して事故を予防します。

施工箇所の図面や構造図を確認し、コンクリートの厚み・鉄筋の配置予測・周辺の埋設物情報などをもとにX線照射の計画を立てます。

STEP 02
🚧
立入禁止区域の設定・安全管理

X線作業主任者の指示のもと、第三者への被曝を防ぐために立入禁止区域を設定します。設定範囲は以下の通りです。

  • X線発生装置側:装置から半径5m以内
  • フィルム(イメージングプレート)側:フィルムから1m以内

バリケードや立入禁止テープ・カラーコーンで区域を明示し、監視員を配置します。X線照射は無線機を使って合図を確認してから行い、区域内に誰もいないことを必ず確認します。

⚠️ X線照射中は立入禁止区域への入場を厳禁とします。X線作業主任者が安全を確認してから照射を開始します。
STEP 03
📍
施工箇所の確認・位置合わせ

施工予定箇所の位置・寸法を確認し、コンクリート面にチョークや鉛筆でマーキングします。

コンクリートの表面と裏面の位置を正確に合わせるために、トランスポインター(磁石式の位置合わせ器具)を使用します。表面でトランスポインターを当てると、裏面の対応する位置に磁力で吸着するため、X線発生装置とイメージングプレートが正確に向かい合うよう設置できます。

STEP 04
🔬
X線照射・撮影

コンクリートから約1m離れた場所にX線発生装置をセットし、反対面のコンクリート面にイメージングプレート(フィルム)を専用ホルダーで固定します。

X線作業主任者が安全を確認した上で照射を開始します。通常の照射時間はコンクリートの厚みに応じて6秒〜数分程度です。コンクリートの厚みが250mm以下であれば、1箇所あたり1分以内で撮影が完了します。

💡 X線は電気的にコントロールされており、スイッチを切った瞬間に照射は停止します。レントゲン装置から残留放射線が出続けることはありません。
STEP 05
🖼️
フィルムの現像処理と解析

撮影したイメージングプレートを回収し、X線車内の暗室でフィルムの現像処理を行います。現像にかかる時間は5〜15分程度です。

現像したフィルムをその場でプリントアウトし、コンクリート内部の状況を解析します。確認できる主な埋設物は以下の通りです。

  • 鉄筋(径・配置・ピッチ)
  • 電気配管(CD管・金属管)
  • 給水管・排水管
  • その他の埋設物
📄 フィルム画像はJPEGデータでのご提供も可能です。ご希望の場合はお申し付けください。
STEP 06
✏️
結果報告・コンクリート面への罫書き

フィルム画像をもとに、コンクリート内部の鉄筋・配管などの位置をコンクリート面に直接罫書き(マーキング)します。鉄筋の有効範囲・埋設物の通り道・穿孔可能な安全位置などを見やすくマーキングします。

罫書き後、お客様に現地でご確認いただきながら結果を報告します。その後のコア抜き工事・アンカー工事の位置や可否はお客様にご判断いただき、ご承認をいただいてから施工を進めます。

✅ コア抜き・アンカー工事の位置は必ずお客様にご確認・ご承認いただいてから施工します。一方的に進めることはありません。
⚠️ レントゲン探査の制限・注意事項
📏 コンクリート厚の制限
コンクリートの厚みが約300mmを超える場合は撮影できません。厚みや含水量によりフィルムの鮮明度が変わります。
🔲 両面へのアクセスが必要
X線発生装置とイメージングプレートをコンクリートの両面に設置する必要があります。片面のみのアクセスの場合は電磁波レーダー探査をご検討ください。
🚗 X線車の駐車スペース確保
フィルム現像のためX線専用車両が必要です。現場近くに駐車スペースの確保をお願いしています。事前にご相談ください。
⚡ 電源の確保
作業には100Vの電源が必要です。現場に電源が確保できない場合は発電機での対応も可能ですので、ご相談ください。
まとめ:レントゲン探査のポイント
国家資格「エックス線作業主任者」が安全管理を徹底した上で実施します
立入禁止区域を設定し、第三者への被曝を防止します(X線発生装置から半径5m以内)
1箇所あたりの撮影時間は通常6秒〜数分程度。スピーディーに作業できます
現像後すぐにフィルムを確認でき、その場で罫書きまで完了します
コア抜き・アンカー工事の位置は必ずお客様にご確認いただいてから施工します
探査からコア抜き・アンカー工事まで一貫して自社対応できます
レントゲン探査のご相談はダイキョーへ
小さな穴あけ1箇所から大規模工事まで対応。お見積り・ご相談は無料です。お気軽にどうぞ。
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